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イベリコ豚の格付けとは?
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イベリコ豚の格付け
有る意味世界一の豚肉と言われる裏には、厳しく定められた基準で、明確にランク分けする事でその地位を不動のものにしています。
1) ベジョータ・・・放牧期間前と比較して、50%以上の体重増があり、肉質、体重等 ベジョータ基準をクリアしたもの。
2) レセボ・・・肉質がベジョータの基準に達せず、また体重増が50%未満であり引き続き自然餌を加えながらも、人工飼料を加えたもの。
3) セボ・デ・カンポ・・・放牧など屋外飼育は上級種と変わらないが、穀物飼料で肥育されたもの
4)セボ(ピエンソ)・・・単に穀物飼料で肥育されたもの
以上に分けられます。又、生まれも極めて重要で、イベリコ豚としての血統が生肉であれば50%以上、生ハムであれば75%以上の純血度でないと認めないという規定もあります。
*イベリコ豚の頂点
ハモン・イベリコ・デ・ベジョタ
この定義はモンタネラ(放牧)の間、
1日に10kg以上ものどんぐりを食べ、広大なデエサと呼ばれる森で、自由に歩き回って育ったイベリコ豚から作られる。
*ハモン・イベリコとは、上記条件を満たして、成長したイベリコ豚の後脚を用いて製造されたものです。
更に詳しく説明しますとイベリコ種100%のメス豚と、イベリコ種100%、それ以外にデュロック種、あるいはこれらの種の中でのみ交配を行ったオス豚とを掛け合わせて生まれた豚のみに与えられる称号。
その後脚を、基準通りに塩漬け、乾燥、熟成が行われ、出来上がった製品を指す。